女性が働きやすい業界として知られる介護業界で活躍しているものの、結婚や出産などのタイミングを機に離職してしまうケースは少なくありません。
このことは、介護業界での人材不足を加速させている原因の一つになっていますが、この他にも、介護職で働き続けることへのモチベーションが保てなかったという話もよく耳にします。
確かに給与は平均と比較すると低めになっていル場合もあり、労働時間についても一般企業で働く場合に比べると長かったり、不規則になりやすかったりすることがあります。
それでもなお働くモチベーションを維持するためには、仕事の中にやりがいを見出していかなければなりません。
介護業界を離れようと考えている方は、その前にいかにしてモチベーションを上げるかを考えてみましょう。
単純でありながらも効果的なのが、自分で目標を立ててクリアすることにより、達成感を味わえるようにする方法です。
長期的な目標を立ててしまうと途方もない時間と労力が必要になるので、短期で出来る目標を決めて日常的に達成感を得られる工夫をするのがポイントです。
いつも難しい顔をしている利用者を週に一回は笑顔にさせるといった身近な目標をいくつか作ると良いかもしれません。
また、毎週土曜日は必ず何時までに仕事を終えられるようにするといったものでも構いません。
少し頑張れば達成できそうな目標を立てて、コツコツとクリアして小さな成果を上げていけば、失っていた働く意欲を取り戻せるのではないでしょうか?
そうすれば、離職を思い留まることが出来るかもしれません。